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■糖尿病と遺伝

日本人は糖尿病になりやすい体質

糖尿病で2型糖尿病は遺伝します。
しかし、ほかの遺伝病とは違い、糖尿病の場合は、単一の遺伝子による遺伝ではありません。
遺伝んするのは、糖尿病になりやすい体質なのです。その体質とは、血糖を上昇させる、または糖尿病を上昇させるあるいは糖尿病を起こしやすくする性質をもつ多数の遺伝子のあつまりがあり、そのひとつがβ3アドレナリン受容体と呼ばれるものです。
また、体質だけで糖尿病になるのではなく、過食や運動不足、アルコール過剰摂取、肥満といった環境因子があって、はじめて糖尿病となるのです。

食欲を調整し、消費エネルギーを増減させる働きに、レプチンというホルモンがかかわっています。
レプチンは脳の視床下部にある満腹中枢を刺激して、自律神経の交感神経を活発に働かせて食欲をおせ、β3アドレナリン受容体を刺激し、同時に
エネルギーの消費量を高めて脂肪細胞を減らす働きがあるのです。
この働きが正常なら、それほど太ることはありません。
β3アドレナリン受容体が働きにくい遺伝子を持った人は太りやすくなるのです。

残念ながら、日本人はこの遺伝子をもった人がおおく、食べ過ぎると肥満しやすくなるのです。
ところで肥満が糖尿病を発病させるしくみは、肥満によってインスリンの受けてであるインスリン受容体の働きが弱くなり、インスリンが働かなくなり、血糖値がさがらなくなるというものです。
高血糖の状態が続くと、膵臓はインスリンをたくさんつくるために、オーバーワーク状態となります。
しだいに疲れて働きが鈍くなるのです。
するとインスリンがつくられにくくなってしまい、ますます不足して、血糖値がさらにたかくなるといた悪循環を招くのです。
太りやすい遺伝子をもっている日本人は糖尿病にかかりやすいといえるでしょう。

両親が糖尿病の場合こどもに遺伝する確率が高くなる

糖尿病は遺伝と関係がありますが、うまれてくる子どもたちがみな糖尿病になるというわけではありません。
ひごろ、食べ過ぎに注意して肥満遺伝予防に努めたり、つねに体を動かしたり、運動習慣をみにつけたりすることで糖尿病を予防し、さらには健康で長寿につながるのです。